武漢の民俗-人気者の龍踊り

    2013-06-07

  古代人は龍が瑞祥の物で、雨雲を呼び、雨を降らせると信じている。それで、毎年の春節に龍灯を遊んだり龍踊りをしたりして、新しい年の豊作、長寿を祈ることにしている。

  蔡甸区において、龍踊りは長い歴史を持ち、一般的には高龍と滾龍という二種類に分けられている。高龍は黄陵、軍山、常福、大集、奓山などでよく見られる。滾龍は永安、侏儒、玉贤、蔡甸、新農などがで盛んである。

  高龍:「節子龍」とも呼ばれ、匠な職人により竹や紙で作られたのだ。龍の頭部は「乙」の字形になっていて、高さ一丈余り、顎下に玉を持っていて、口辺に長髯をたくわえている。一年間12ヶ月があるのに因んで、龍は12段に分けられ、閏年ならまたその上に付け加える。各段の中にそれぞれ一本のろうそくが置いてある。一人に単独で挙げられる。尻尾のところは鳳尾の形に似ている。高龍はいつも夜に行われる。銅鑼の音の中を1人が玉を持って龍を誘導する。龍の頭を掲げる者は龍玉に従って踊り、回転、逃げ回り、寝返りなど高難度の動作を披露する。龍の各段もその動きに応じて左右回転したりして、飛んでいるように動く。観客に生き生きとしたイメージを与える。

  滾龍:まず、龍の頭部、身体、尻尾を篾で結んで、縄で繋げる。また、黄色あるいは青の布で直径一尺余りの円筒を作ってその上に嵌める。最後、鱗を貼り、本物のような形にする。龍の身体は一般的には24段に分けられ、全長13丈余り、照明設備がない。各段はそれぞれ木棒により捧げられている。昼間に24人が木棒を手にとって踊る。銅鑼の演奏と観客の喝采の中を、一人が玉を持って龍をからかいながら誘導する。龍の頭部はそれに従い上下に動き、その体もひっくり返り、巻き付き、うねり、通り抜けなどの素晴らしい演技を披露する。生き生きしていて、観客たちの目を奪う。

  高龍であれ、滾竜であれ、龍踊りをする者は皆龍と同じ色の服を着て、頭に绸巾を巻き、腰にリボンを締め、竜とが渾然一体にしようとする。龍燈踊りは1種の集団運動なので、出演者には動きの敏捷性、リズムの協調性、歩調の一致性などが要求される。

  1945年前に、龍燈踊りは常に各地の頭人により行われ、正月一日から、村ごとにあるいは街に沿って踊る。村民に新年の挨拶ができるし、タバコや酒などの贈り物ももらえる。1945年以後、高龍は滅多に現れなくなり、この地域でほとんどの龍踊りは滾龍だった。。20世紀80年代、蔡甸食料局、镇建筑、漢楽村、新農などに行われた滾龍は人々に深い印象を残した。90年代以来、新農、侏儒、永安、蔡甸、大集、奓山、軍山などでよく龍踊りが行われる。そのうち、蔡甸漢楽村の龍燈踊りは最も見事だ。大型イベントや祝日の時に、その素晴らしい演技が見られる。彼らは立っていたり、跪いたり、横になったりして踊れるだけでなく、列の形や遊び方を変えたりすることもできる。そのゆえ、蔡甸漢楽村は何度も武漢市で行われる「百龍闹江城」というイベントに参加し、全市の龍踊りを競う試合で金賞を獲得した。近年、数多くの町や村に高龍が現れるようになり、毎年蔡甸区での春節街踏み活動に参加し、都市と農村の人民に無限の歓楽をもたらした。